そもそもどうやって呼吸が行われている?
ここではその仕組みについてをまとめていきます。
今回は呼吸のしくみについてイメージしてもらうために
こちらにガラス瓶にストロー、ゴムでできた膜、風船をご用意してみました。
これを使って、呼吸の仕組みについて解説するのですね!
このガラス瓶キットは片方の肺の呼吸の仕組みをあらわします。
実際は左右にこのキットがあるイメージです。
では、実際に吸う仕組みを観察してみましょう。
ゴム膜を引っ張ってもらってもいいですか?
わかりました!
これでゴム膜(=横隔膜)が収縮っと…
あ、中の風船(=肺)が膨らみましたね。
では次に吐く仕組みを観察してみます。
その引っ張っている手を離してみてください。
ぱっ
おお、ゴム膜(=横隔膜)は元に戻って(=弛緩)
中の風船(=肺)はしぼんで空気が出ていきました!
膨らんだ風船は自ら縮む…これが肺くんでも行なっている仕組みというわけですね
(=肺弾性収縮力)
実際には呼吸時に胸郭も上下に動くため、ガラス瓶とは例えるのは少々無理がありますが…
よく伸びるガラス瓶ということにでもしておきましょう。
引用・参考文献
川村 雅文(2019):「成人看護学[2]呼吸器 第15版 (系統看護学講座専門分野)」,第15版,医学書院
坂井 建雄(2018):「プロメテウス解剖学 コアアトラス」,第3版,医学書院
坂井 建雄(2018):「人体の構造と機能[1]解剖生理学」,第10版,医学書院
坂井 建雄ら(2010):「ぜんぶわかる人体解剖図-系統別・部位別にわかりやすくビジュアル解説」,第10版,医学書院